ねこみみ
「どうされました」
「は?」
オールバックの金髪の両脇からフサフサした耳が…
何かのイタズラかとも思ったが
本人は全く気づいていないようだ。
「…」
「何だ?」
考えた
「失礼、くもの巣が…」
はぐらかして大胆にもその耳に手を伸ばす
ぴこ
「…」
動いた…
もう片方
ぴこ
触られるのが嫌らしく、伏せられる。
「どうした?」
猫耳をはやしたマクスウェル…
猫耳をはやして皆殺し
猫耳をはやしてメス豚
猫耳をはやして宗教裁判
猫耳をはやして
猫耳をはやして…
ぎゅ
「痛いじゃないか!」
耳を掴まれて痛がっているがその耳は君の耳なのかねマクスウェル…
「何をする!」
神父に担ぎ上げられたかと思うと
にゃごにゃごと喚きながらフェードアウトして行った
尻尾もついていたようないなかったような…
とりあえず言えることは
ああ、いつもと一緒だね…
神父と絡んでるときは誰から見てもにゃんにゃん言ってるように見えるんですよ…
おととし部活の遠征中に行ったスーパー銭湯で
延々「ねこみ○モード」が流れててかなりヤバいと思った記憶があります。
今も思います。
何で?
っていうかいくらなんでもこんな猫耳話を書いてる自分が大概ヤバいですね。