ナイトメア〜sideマクスウェル〜


苦しい―

苦しい苦しい―

誰か…

真っ暗闇の中助けを求めて手を伸ばせば
呆気なく空を切る

誰か…

父様も母様も何故
何故僕を疎む
僕の発する声は虫の羽音ほどにも彼の人等には届かないのか

圧し掛かる暗闇
誰かではなく誰も

窒息する寸前
同じ暗闇で目を覚ます

「アンデルセン」

暗闇に同化した黒い服
眼鏡でうかがい知れぬ表情
その手は
私の喉元をゆるゆると締め上げる
苦しさに身をよじれば
痛いほどに

「アンデルセン」


―助けて――


神父ひとっ言も喋ってない…
対になってます。