〜暗闇の密会〜
暗闇の中
部屋の隅で
蹲る男がいる
「一体何をしてやがるんです」
「…」
アダラパタは近付いて問いかける
「女神の三十指ともあろう者が」
細長い指で男の顎をなぞる
「このザマでは」
ふ、と言葉を切って覗き込む
「何なら今殺してやりましょうか?」
ドガッ!
反転した視界に
呆気に取られて見遣る
恐怖に駆られ血走った目、荒い息
床に髪を縫い付ける手と頭の横にめり込んだ拳は震えている
叩き付けられた衝撃で肋骨はきしんでいるが
「まあいいでしょう」
上出来。
「遊んであげますよ」
さし当たってアダ受
「何でやねん!」的突っ込みは甘んじて受け入れます。