十字架


飾り気の無いその人
制服の他身につけているものといえばシンプルなロザリオくらいか
髪を束ねているのは革紐
着飾ればさぞかし映えるだろうに。
「何だ」
「眉間に皺が寄っていますよ」
「…」
「癖になるといけません」
細い顎を指でなぞって上を向かせ
眉間に軽く接吻すると
するりと腕の中から抜けられた
それでも鋭い拒絶を向けられないのは他に人がいないからか
離れていくその腕を捕らえて背中から抱く
身を硬くするのが厚い服の上からでもわかる
細い首
銀鎖でも似合うような…
ふ、と悪戯心がわいて
うなじに顔を埋める
こわばった手を優しく撫でながら
離れると白い肌に朱い印
拘束を緩めると突き飛ばして必死で走り去った
ほほ笑ましくてそのまま見送る
その朱い痕が綺麗で
意外と似合うじゃないかと一人悦に入る


涙ぐんでダッシュで逃げる若マク。
次はどこに食いつこうかと狙う神父
十字架あんまし関係ありません…ビックリ(死ね)
若マクスウェルと神父。まだ警戒心が抜けません。
勝手に何となく革紐(すみません)。アニメだと赤いシュシュってことになるんですかね。