きっとずっと待ち焦がれていた

同胞たちの無念を晴らすために
あの時からずっと私を追い
怒り
憎しみ
耐え
苦しみ
孤独を纏って
とうとうここまでやってきた
私だけを殺すために
そのために眼前に立つ

燃えるような紅い瞳に私ひとりをうつして

あなたはひとり
わたしもひとり

この瞬間をどれだけ待ち焦がれただろう
おたがいのためにのみ存在する
息苦しいほど甘い今のために
生きてきたのだろうと
どうかその手で私に無上の喜びを









焦がれた瞬間。