鏡
「……ッふ…」
押し殺した息遣いが部屋に満ちる
向かい合わせに抱き合った男の肌はきわめて白い
快楽に震えながら腰を落とす様は扇情的
太陽に嫌われたような青白い肌の色はどこの国のものなのか
そういえば長い間監獄にいたのだった。
光の届かぬ獄中では日焼けもすまい。失念していた。
余計なことを考えているのを見透かされたか、鎖骨の上に歯を立てられる。
皮膚が薄い上に骨の上なので痛い
「ぼうっとしていないで、あなたの好きにしてくださいよ」
うっすらと涙の浮かぶ目、上気した肌
油断しているところに強い刺激を受けて、息を詰めて衝動をやり過ごす
自分に跨ってかすかに震えながら見つめる様子は酷く頼りなげなくせに
台詞はわずかに命令口調、その落差に固唾をのんだ
反撃とばかりに
ぐ、と腰にまわした腕に力を込め深く深く穿つと
薄い背中をしならせてのけぞる
荒い息の合間に泣き声とも笑い声ともつかぬか細い悲鳴
白い肌と褐色の肌が絡み合いお互いを侵食する
正反対の肌の色、髪の色、紅い眼に金の眼は悪魔的な対比を構成して
まるでサバトのようだと思った。
短文の上ヤってるだけでごめんなさい。