「……で…?」


「糞ドレッド、お前何やってんだ…」



路地裏に少年が二人。
一人は学ラン姿、逆立てた金髪とピアスが特徴的だ
ノートパソコンと複数の携帯端末を広げて不吉な笑みを浮かべている。
もう一人はブレザー姿、ドレッドの長髪にサングラス
「せーふくに血ィ飛んでるじゃん最悪!」
制服から見るにどちらも中学生のようだが、
シャレも冗談も通じなさそうなメンツである。
ところが金髪の少年が一仕事終えて荷物をまとめ
さっさと立ち去ろうとしたとき不思議な現象が起こったのだった。



「…」


サングラスのせいで表情は読めないが、この行動が場にそぐわないものであることは確かだ。

しかも相当に。


ヒル魔にしてもこの唯我独尊のドレッド頭が
何で自分の学ランの裾を掴んでいるのか全くワケが分からなかった。

「見なかったことにしてやるからとりあえず、離せ!」

離さない。

ワケは分からないが阿含はとりあえずヒル魔を返したくないようだ。


「暇」

「…」


ああそう、暇なんだ
それは分かった。


「じゃあな」


がっし

かまえと…?
ヒル魔にはやることが山ほどある。忙しい身だ。
手帳は順調に埋まってきているが、何より少しでも多く練習がしたい。


じゃなくて。

それよりも。


この女子高生が彼氏を引き止めるようなキュートなシチュエーションは何だ

「糞ドレッド気は確かか」

「今日はロクな女が引っかからなかったしこれから捕まえにいくのもめんどくせえし」

「そうか。女は残念だったな。離せ」

「嫌だ」

女子高生→子供の図式が昼間の脳裏を過ぎる

もはや駄々っ子の様相を呈している
そう、夕暮れ時に一人また一人と解散していく中で
もっと遊びたいと一人駄々をこね通せんぼをする年下のお子様の姿である



「コラ、阿含」


「雲水!」


「兄です」


お友達に迷惑掛けるんじゃない!
叱責すると雲水は阿含を連れておうちへ帰ってしまいましたとさ。






「…全然めでたくねえ」
















駄文ここに極まれり。
女子高生→子供の式のあたりから阿含を子供姿に変換してお楽しみ下さい(他力本願)
去り際の雲水と阿含は手を繋いでいる感じでお願いします。
(そして超身長差でお願いします)